顎関節症がマウスピースで改善する人と改善しない人の違い

顎の痛み・違和感・噛み合わせなど顎のトラブルでお悩みの方はいませんでしょうか?

顎関節症の対処法はネットやテレビなどでたくさん紹介されていますよね。

 

お手軽な対処法の1つはマウスピースを装着することです。

「マウスピースを使って顎関節症を改善しましょう」と病院などで言われると思います。

 

しかしマウスピースをしても全員が顎関節症の改善をしないのはなぜでしょうか?

今回のブログでは、そんなあなたのための整体師の私が「顎関節症とマウスピース」についてまとめてみました。

 

悩んでいた顎関節症をしっかり改善していきましょう。

顎関節症とは

顎関節症(アゴの関節)とは、

  • 物を噛むときに出る顎の痛み
  • 会話などで口の開閉時の顎の痛み
  • 顎を動かす時に雑音
  • 顎の可動域制限(動きの幅が狭くなる)
  • 食事や会話などで顎を動かすと違和感が出る

など顎を動かす時に症状が発生します。

顎の関節が何らかの原因で不具合が起きている状態です。

 

食事や会話などで顎を動かす時に感じる「痛み・動きにくさ・可動域制限(動きの低下)」これらが顎関節症でよくある症状です。

病院での顎関節症の処置法では

「薬・運動療法・手術・マウスピース」があります。

歯を削りたくない・薬はあまり使いたくない・手術するまでの痛みではない・運動をするのは面倒など言った方に簡単の始められるのがマウスピースによる処置です。

マウスピースの目的

マウスピースを使うことで顎の位置を安定させるのが目的です。

その人の歯型に合わせたマウスピースを作成して、理想の噛み合わせになるようにしますよ。

あごの位置が安定することで顎の動き・噛み合わせが正常になり顎関節症の改善を目指します。

 

歯を削ることなく対処できるのもメリットの1つと言えます。(歯を削ってしまうと二度と削った部分の歯は再生されないです)

 

マウスピースの費用は検査と作成を含めて8000円程です(保険込)

いつ使うの?

マウスピースは夜寝ているときに使用し、昼間や食事の時にははずして普段通りに生活します。

歯ぎしり防止のためには、就寝時の夜間のみの使用でも改善が得られます。

 

一日使用しても問題ないと言われていますが、口に物が入るのは気になるので夜間のみ使用される方が多いです。

どこのくらい使用するものなの?

病院での目安では8週間(2か月)を目安に装着することを推奨されております。

 

マウスピースを使用するだけで顎関節症が改善する人と改善しない人がいます。

この違いって何でしょうか?

そちらの説明をしていきます。

なぜマウスピースで改善しない方がいるのか?

先ほども説明しましたが、マウスピースの目的は「マウスピースを使うことで顎の位置を安定させる」ことです。

マウスピースを使用することで顎の位置が安定する方は顎関節症が改善してきます。

 

マウスピースを使用しても良くならない方は、マウスピースだけでは顎の位置が安定しないため顎関節症が改善されないです。

【なぜ、マウスピースだけでは改善されないのでしょうか?】

顎関節症の原因は骨盤のゆがみにありました。

顎関節症になるまでの流れ

  1. 疲労から骨盤がゆがみます
  2. 姿勢を作る土台の骨盤がゆがむと不良姿勢になります。
  3. 不良姿勢になると猫背になり首に負担が掛かるせいで首がゆがみます。
  4. 首(特に頭側の首)と顎の動きは連動しています。
  5. 首がゆがむことで顎に動きが悪くなり、顎関節のゆがみ発生し顎への筋肉に負担や噛み合わせが悪くなります。
  6. そのせいで顎関節に負担がかかる生活を送ることで顎関節症が悪化します。

疲労→骨盤のゆがみ→不良姿勢→顎・首のゆがみ→顎への負担増加→顎関節症の発生

このよう流れで顎関節症が発生します。

体の土台である骨盤がゆがむことで不良姿勢になり首と顎がゆがんだため顎関節症が発生しているからです。

 

その為マウスピースで顎を安定させるだけでは顎関節症が改善されない方がいるのです。

 

マウスピースだけで顎関節症が改善されない方は顎や首のゆがみを作っている骨盤のゆがみを整える必要があります。

骨盤のゆがみが整うと

  1. 施術をすることで骨盤が整います
  2. 骨盤が整うと姿勢が改善し首のゆがみが整います
  3. 首のゆがみが整うと顎のゆがみも整います。
  4. 顎のゆがみが整うことで食事や会話時の顎の負担が軽減されます。
  5. その結果、顎関節症が改善されていきます。

骨盤が整う→姿勢改善→顎のゆがみ改善→顎関節症への負担軽減→症状改善

顎をゆがませていた原因である骨盤のゆがみが整うことで姿勢が改善されて顎のゆがみが整います。

顎のゆがみが整うことで食事や会話などでも顎への負担が軽減され、顎関節症が改善されていきます。

 

顎のゆがみを作っていた原因の部分をしっかり改善しないとマウスピースやマサージなどで一時的には顎関節症が改善しても再発してしますのはこのためです。

 

顎のゆがみを根本からしっかりと改善していくことがあなたの顎関節症の改善の為に一番大切なことです。

 

顎関節症を作っている根本の原因は人によって違いますが。

骨盤のゆがみからくる顎関節症は生活習慣の問題です。

詳しくはこちらの「顎関節症と生活習慣」でご紹介しております。

・仕事、家事での疲労の蓄積

・日々のストレスが溜まり自律神経の乱れ

・睡眠不足で回復力の低下

・運動不足で血行不良

・食べ過ぎによる内臓疲労

・体の冷えによる代謝低下

・その他

これらのことから日々疲労がたまり「骨盤ゆがみあなたの不調を発症させます。

最後に

いかかでしたでしょうか?

顎関節症とマウスピースを今回のブログで紹介しました。

 

顎関節症を改善させるためには日々の生活習慣を見直すことが大事になりますよ。

ぜひ生活習慣を見直して顎関節症を改善していきましょう。

 

「いろいろ試したけど改善しなんだけど」「生活習慣って何を意識すればいいの?」「私はどれから試せばいいの?」など思いの方へ。

もし、あなたが顎関節症で困っているのならいろどり整体・藤枝にお気軽にご相談下さいませ。

著者プロフィール

藤枝市で【痛く無い】骨盤矯正専門のいろどり整体「佐野 達也」

 

【延べ22,500名以上】の骨盤のゆがみと不調改善をしております。

 

皆様の体の不調を改善や予防の為の情報を「詳しく・分かりやすく」ご紹介していきます。

お体で不調やご不安など気になることがございましたらお気軽にご相談下さいませ。

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