足の痛みと痛風

足の痛み

痛風とは

痛風は尿酸が体の中にたまることで結晶になり、激しい関節炎を伴う症状になる病気です。

痛風を放置すると激しい関節の痛みを繰り返したり、体のあちこちに結節(変形)が出来たり、腎臓が悪くなったりする重大な病気でもあります。

痛風が起きる前に血液の尿酸値が高い状態が長く続きますがこれを高尿酸血症と言います。

その高尿酸血症の状態を放置すると突然足の親ゆびの付け根などの関節が赤く腫れて強烈な痛みとなります。

痛風の原因

高尿酸血症が続くと尿酸の結晶が関節の組織に付着し関節内に炎症が起こると痛みが発生します。尿酸はプリン体という物質の最終産物で老廃物でもあり腎臓から排泄されます。

原因は不明と言われていますが、体質の影響や、アルコール(とくにビール)や甘い飲み物や肉・魚卵なども悪化させます。

多いタイプとしては、活動的な中年男性で、アルコールや肉食を多く摂取する習癖がある人に多いようです。ただ、他の原因として、骨髄炎、悪性リンパ腫などの病気がひそんでいる場合もあります。

利尿薬などで体内の水分が減り尿酸値が上がる場合があるので注意が必要です。

痛風を発症する90%が男性と言われています。

痛風の症状

一番多いのが、足の親指の付け根に突然激痛が起こり、真っ赤に腫れて熱感を持つ関節炎の症状です。発作は通常、24時間以内に痛みのピークを迎え、3~4日後には徐々に改善し、7~10日で自然におさまりまるのが特徴です。

しかし、この時にしっかり治療を行わないと痛みが続いたり、痛風が発症する感覚が短くなっていきます。

痛みで多いのは足の指が多いですがその他にも、ヒザ・ひじ・肩・手の関節にも痛みが出る場合がございますので足以外でも痛風があると頭に入れておいてくださいません。

その他には耳に痛風結節や尿路結石が出来ることもあります。

まずは痛みがある場合は病院に検査を受けてください。

病院ので処置ではお薬によるものがほとんどです。

痛風の予防

病院での薬物治療も大事ですが、薬だけでなく生活習慣の改善が痛風予防には重要です。

肥満の解消、アルコール飲料の制限、プリン体の摂取制限、十分な水分の摂取、運動、ストレスの解消などが推奨されています。

尿酸値を下げる食べ物

海藻・果物・野菜・芋類・キノコ・など

尿酸値を上げる食事

肉・ホルモン(内臓)・魚介類・魚卵・ビールなど

 

このように普段の食生活で高尿酸血症になりにくくすることが出来ますので痛風でお悩みの方は食生活を見直すことも大切です。

最後に

ひざの関節の痛みが痛風から起きている場合もございます。

痛みが続く場合は病院での検査をお勧めします。

変形性ひざ関節症について詳しくはこちら

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