【60代・女性】食事、歯磨きで痛む右あごの悩み

主訴【顎関節症】

  • 右顎の痛み・開放時、食事、歯磨き
  • 歯ブラシの幅でもあごが痛む
  • 左右あごの違和感
  • 噛み合わせ
  • 下あごを前に出すときの痛み、違和感

病院での治療、処置

痛み止め・ストレッチ

1回目・2/3

検査術前・右顎、左右手首、左右足首、上部胸椎、肩甲骨、背中、上部頸椎全体の硬さ、骨盤・背骨のゆがみ

施術・骨盤、頸部の調整(ゆがみの問題)、全身の筋肉の調整(血行の問題)

検査術後・肩部の硬さの改善、顎の硬さは残る。解放時の痛みあり

 

術後の改善点・肩部周辺の軽さ実感

2回目・2/6

今回までの変化点・術後数日間は痛みの程度は初回施術前より悪化。(食事、噛む動作、歯ブラシ)

2回目施術日の朝に初回時の痛みの程度まで戻る。

 

主訴・初回時と同様。食事の痛み、歯ブラシ、口の開放時の痛み、噛み合わせの違和感、下あごの動作痛。

 

検査術前・右顎・構造問題、右ひじ、右手首、右仙腸関節、骨盤

施術・骨盤の調整(ゆがみの問題)、全身の筋肉の調整(血行の問題)、右顎、右仙腸関節、下腿。

検査術後・口の開放時の痛みは術前同様。

3回目・2/13

今回まで改善点・前回術後2日目から少し痛みの程度緩和。その後痛みの程度は戻る。

今回は前回のような術後の痛み悪化なし。

 

主訴・2回目同様。解放時のあごの痛み。

検査術前・右顎、頸椎1番目のゆがみ、右腕。

施術・全身の生理的問題の施術。構造的な施術を行うために生理的問題の安定化を3回目の施術のゴールとした。

検査術後・全身の生理的問題陰性・右顎、頸椎1番目、構造的な問題残る。

 

全体の生理的な問題が強いため全身の血行不良から回復力の低下が見られる。

4回目・2/20・5回目・2/27

1~5回目まで週一回のペースで施術

食事の痛み回数の軽減。食事中は痛くなる角度がある。

歯磨き時の痛みは朝の歯磨きが特に痛む、昼夜は程度軽減。

 

術前検査時のあごの動きは前回より改善傾向、右斜角筋の硬さ。

7回目・3/27

5回目以降から施術後の数日間の痛みが軽減する日が長くなる。

食事中の痛み軽減。

顎の痛み軽減・ペインスケール10→6まで改善

 

今回までの改善点・日によってあごの痛みの改善あり。

 

ご本人様より「まだ痛みはあるが初回時より確実に程度改善の実感」とのこと。

 

主訴・食事、歯磨き時の痛み・口を解放時の痛みが残る。

術前検査・右顎の構造的な問題

8回目・4/10・9回目4/24

今回までの改善点・食事・歯磨き時の痛みの改善。下あごを前方に動かす動作の痛みの改善

主訴・口がもう少し開くようになりたい。

 

顎の痛み軽減・ペインスケール10→3まで改善

顎の検査・正常近くまで可動性あり

10回目

解放時の痛みの改善・食事、歯磨き時に痛みは日によって少しあるがほぼ消失まで改善。

解放は最大まで大きく開けられないが食事・歯磨きに支障がない幅まで解放できる。

 

検査・顎の動き正常化

まとめ

こちらの方の顎関節症の症状は「食事・歯磨き・開放時のあごの痛み、噛み合わせの違和感、顎の動作痛」でした。

 

初回時に検査をしていくと顎、首、肩周辺の硬さは顕著にみられました。

まずは顎と首、肩のゆがみを原因となる部分を見つけるために骨盤調整でゆがみを改善し、筋肉調整で血行を改善していきました。(生理的な問題を目的として施術)

 

上記生理的の問題の施術を行っても左顎、首のゆがみが改善されないためゆがみの部分に構造的な問題があります。

 

2.3回目でもあごの硬さの改善が見にくい状況でした。(ゆがみが強い状態)

自覚症状の変化も大きく見られない状態。

この場合は顎のゆがみも強く出ているが全身のゆがみも強く回復力が低下している場合が多いです。

 

4回目の施術から食事・歯磨き時に顎の痛みの程度が少し軽減。

検査でも1~3回までのあごの硬さは同様であったが、4回目からは顎の検査で改善が見られる。

 

5回目以降から自覚症状としても顎の痛みの改善を実感。

術前の検査でも顎の可動性の改善が見られ始めた。

 

ペインスケールも改善傾向。

 

8回目から食事・歯磨き時のあごの痛みの改善が初回時に比べて不具合のない状態。

ただし「動きの違和感、もう少し口が動くようになりたい」とのご要望。

 

10回目の施術ではあごの痛みの軽減、初回より顎の解放の改善を確認

 

今回の方は顎のゆがみを強かったのですが、全身のゆがみも強かったため改善までに時間がかかりました。

まずは全身のゆがみが安定することで血行が促進されて症状の部分(今回はあご)の修復を行われていきます。

 

そして全身のゆがみが安定してから顎のゆがみを調整することで顎の生理的問題と構造的な問題が改善されて顎の痛み・開放が改善されていきました。

 

あご(部分の問題)が痛くても全身(全体の問題)のゆがみがある場合はまずは全体の問題を解決してか部分の問題を改善していくことで結果的にいい結果が見込まれます。

 

今回の方のあごの痛みの原因は【全身のゆがみ→あごの生理的問題なゆがみ→あごの構造的ゆがみ→あごの痛み】

上記のような流れで体のゆがみからあごの痛みを発生させていたと考えられます。

著者プロフィール

藤枝市で【痛く無い】骨盤矯正専門のいろどり整体「佐野 達也」

 

【延べ22,500名以上】の骨盤のゆがみと不調改善をしております。

 

皆様の体の不調を改善や予防の為の情報を「詳しく・分かりやすく」ご紹介していきます。

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