五十肩・四十肩の病院での対処法

加齢とともに急に肩～腕が痛くなる四十肩・五十肩。

四十肩・五十肩になると腕を動かすのも痛く日常生活でも支障が出て辛いですよね。

四十肩・五十肩は早期に適切な対処することをお勧めします。

今回のブログでは【四十肩・五十肩の病院での対処法】について簡単にまとめてみました。

四十肩・五十肩は長年負担を掛け続けた「肩、首、腕、背中」の筋肉や靭帯・腱の緊張が起きて、筋肉・靭帯・腱が固くなり炎症・変異が起きている状態です。

炎症・変異を起こしている肩を無理に動かすことで【四十肩・五十肩】特有の痛みが発生します。

症状

四十肩・五十肩の症状は「痛み」と「運動制限・動きの低下」になります。

四十肩・五十肩は、発症初期の「急性期」と発生後期の「慢性期」に２つの種類に分けられます。

整形外科に行くのが一般的です。

整形外科では、問診・検査：触診・レントゲン・関節造影検査・MRI・超音波検査などの画像検査を行います。

注射・飲み薬・張り薬・塗り薬・運動療法、などがあります。

今回は注射について説明していきます。

肩関節の動きをスムーズにするためにヒアルロン酸注射を行います。

関節やその周辺の組織には、ヒアルロン酸を含む体液があります。

この関節液には軟骨や腱の摩耗やこすれを防ぐ潤滑油の働きと、関節の負担をやわらげるクッションとしての役割があるのです。

関節液に含まれるヒアルロン酸は加齢とともに減少するという傾向があります。

関節液内のヒアルロン酸が減少すると潤滑油やクッションとしての働きが悪化して肩関節に負担が掛かり四十肩・五十肩が発生するのです。

ヒアルロン酸を注入することで肩関節を正常に戻すことを目的とします。

その結果、肩関節周辺の潤滑油とクッションの働きが正常になることで肩関節周辺の組織の動きがスムーズになることで、痛みを軽減する効果が期待できるのです。

四十肩や五十肩の症状が重い場合には、定期的にヒアルロン注射を続けていく病院もあるそうです。

炎症をおさえて痛みをやわらげるためにステロイド注射を行います。

炎症をおさえる目的のステロイド注射は、四十肩・五十肩の急性期に起こる激しい痛みをやわらげるのに適しています。

痛みを抑えてくれるステロイド注射は短期間に何度も打つことができません。

ステロイド注射を１度打ったあとは、ヒアルロン酸注射に切り替えるのが一般的です。

ステロイド剤注射は副作用や使用に関して専門性がありますので整形外科の先生にしっかり相談しましょう。

痛みが伝わる経路をブロックする神経ブロック注射

「ブロック注射」は「ペインブロック」とも呼ばれる部分麻酔の一種です。

四十肩・五十肩で痛みのある場所に注射をすることで、一時的に神経を麻痺（まひ）させます。痛いと感じる神経情報を脳に伝わるのをブロックする働きがあります。

手術などで麻酔を使用して痛みを感じなくなるのと同じで麻酔が効いている間は痛みが和らぎます。

神経ブロック注射は緊急避難的な治療法と言えます。

個人差がありますが、1～2時間ほどの短時間で痛みがやわらいでいきます。

ただし、麻酔の一種なので効果は長くは続きません。一定の時間がたつと効果が切れて、再度痛みを感じるでしょう。

神経ブロック注射は、激しい痛みで我慢できないときに行う対処法のひとつです。

注射で痛みを抑える目的は、痛みを感じたときに起きる筋肉が収縮による血行不良を起こさせないためです。

「痛み→筋肉の緊張→血行不良→代謝低下→組織の硬直が悪化」このような悪循環を作り出します。

注射をすることで痛みが一時的に改善・緩和することで過度に筋肉の緊張が無くなり血行が促進されますよ。

血行が促進されると肩周辺の組織に修復が出来るようになり四十肩・五十肩に改善へと向かいます。

「痛みの軽減→筋肉の緊張緩和→血行不良→代謝改善→肩周辺組織の修復」このような流れで四十肩・五十肩が改善へと向かいます。

飲み薬：痛み止め・血行促進

張り薬・シップ・塗り薬

冷やす：氷など

運動療法：ストレッチ・運動指導

いかかでしたでしょうか？

今回のブログでは「四十肩・五十肩の病院での対処法」についての簡単な説明をお話ししました。

四十肩・五十肩でお悩みの方はお気軽に【いろどり整体・藤枝】にご相談下さいませ。