顎関節症とストレス

顎関節症とストレス

なんか最近イライラする、アゴが痛む!噛み合わせが気になる、職場やご近所さんとの人間関係が…

忙しいせいでストレスが溜まっているかも。

このように現代はストレス社会です。

本日のブログではストレスと顎関節症について説明していきます。

顎関節症が発生する2つのパターン

顎関節症には大きく分けて2つのパターンがあります。

  • 疲労から顎関節症になるパターン
  • ストレスから顎関節症になるパターン

疲労が原因の顎関節症

食事や会話など顎を動かして疲れてくるとだんだんに顎に不調が出てくるパターンの方は疲労から骨盤がゆがみ血行不良になり顎の筋肉に老廃物が停滞し顎関節症になっている場合が多いです。

こちらの顎関節症の場合は基本的には筋肉疲労から顎関節症になります。

ストレスが原因の顎関節症

ストレスが溜まった時に顎の痛みが強く感じる、あごだけでなく首肩のコリや頭痛まで出てだるさやモヤモヤした感じ出る、常にやる気が出ない・だるい。

このような方はストレスが原因で顎関節症になっている可能性が高いです。

ちなみにストレスを感じていなくて隠れストレス過多の人もいます。

特徴としまして責任感が強く我慢してしまう方はストレスをため込んで一気の爆発させるようなタイプです。

ストレスで顎関節症になる理由

ストレス→自律神経の乱れ→骨盤のゆがみ→姿勢不良→血行不良→老廃物の停滞→筋肉が固くなる→顎関節症の発生

ストレスを受けると自律神経は乱れて骨盤がゆがみ血行不良からアゴの筋肉に老廃物が停滞し筋肉の代謝が低下することで顎関節症が発生します。

ストレスとは

ストレスとは外的刺激と言われています。(ちなみにストレスは工学の世界の言葉だそうです)

 

人間はこの外的刺激を受けるとストレスを感じ、この刺激が強くなるとストレスが溜まります。

人間は自律神経の働きで気温が熱い寒い、気圧の変化などの刺激を受けても体温などが常に一定の状況で保とうとする働きがあります(恒常性の働き)

しかし刺激が多くなることでその一定に保つ働きの回数が増えたり、過度に負担が掛かることで一定に保つ働きにくくなることで、ストレスが溜まり自律神経が乱れていきます。

ストレスの種類

肉体:熱い寒い、風邪、触られる、叩かれる、その他

精神:言葉、聴覚、視覚、嫌いな物、その他

ストレスがたまると

先ほど説明したように過度にストレスがたまると自律神経が乱れます。

自律神経とは

体を外的な刺激から影響されず生命活動を正常に行う働き。

この自律神経の働きの中に自然治癒力があります。

自然治癒力の4つの働き

自然治癒力は大きく分けて4つの働きがあります。

ホルモンバランスを整える・睡眠の質を整える・血行の調整・神経伝達物質の低下

こちらの説明をしていきますね。

ホルモンバランスを整える

負担のかかった筋肉を修復するためにホルモンが必要です。

しかしストレスのせいでホルモンバランスが乱れると筋肉の修復に必要なホルモンが筋肉まで供給されません。

そのせいで筋肉の代謝や修復が出来なくなるため顎関節症が悪化します。

 

ホルモンは血液と一緒に流れて必要な場所に送られますが血行不良の状態ですとホルモンが届かなくなります。

顎関節症改善に必要なホルモンは睡眠・筋肉修復のホルモンです。

睡眠の質を整える

睡眠は自律神経の体内時計と睡眠ホルモンが大きく関わってきます。

ストレスで睡眠ホルモンが乱れると布団入っても寝つきが悪かったり・夜中に何度も起きてしまいます。

そのせいで睡眠の質が低下し体の修復が出来なくなり顎関節症が発生し、そしてホルモンバランスの乱れから寝られなくなると体内時計が乱れていきます。

 

海外旅行で時差ボケになると聞いたことがあると思いますが体内時計の乱れは時差ボケと同じようなものです。

そのせいで更に睡眠障害になり顎関節症が悪化します。

血行の調整

血行の調整を行います。

血行不良になると顎の筋肉に老廃物が停滞し筋肉が固くなり顎関節症が発生します。

血行不良になるとホルモンが供給されないために筋肉の修復が出来なくなり・睡眠が質が低下してさらに顎関節症が悪化します。

神経伝達物質の低下

神経が正常に働かないと思ったように体を動かせなくなります。

頭のイメージと実際の行動にズレが出てきますがこのずれがある=思ったように体動かせない→イライラします。

ストレスのせいでブレーキを踏んだままアクセルを踏んでいる状況ですので、自分でもどちらを踏みたいか分から無い状態です。

そして無意識のうちに全身の筋肉が緊張している状態になります。

 

ちなみにこの神経伝達物質に必要な栄養素は「カルシウム」です。

このことからカルシウム不足はイライラすると言われている理由です。

まとめ

このようにストレスが原因で顎関節症が発生します。

ストレスが原因で顎関節症が発生し、顎関節症の不快感がさらにストレスとなり悪循環となります。

ですから顎関節症対策のためにも、ストレスはため込みすぎずにストレス発散することが重要です。

ちなみに一番良いストレス発散法は「自分にとってスッキリする行動」です。

ネットやTVで紹介されているストレス発散法は手段の1つと参考程度に考えて、その中から出も良いですし合わなければ他のご自身の好きな子をしましょう。

 

身体を動かすとスッキリする、落ち着いた時間を過ごすとスッキリするなど、本を読む、TVを見る、昼寝をする、物を作るなど「自分が心地よい」を基準に自分なりのストレス解消法を見つけてみてくださいね。

最後に

あなたの顎関節症もストレスから血行不良になり顎関節症になっているかもしれません。

 

あなたのストレスと「顎関節症」改善は骨盤のゆがみを整えてあなたにあったストレス発散法をすることで改善しますので安心してください。

顎関節症でお悩みの方はお気軽にいろどり整体・藤枝にご相談くださいませ。

きっとあなたの顎関節症は改善していきます。

著者プロフィール

藤枝市で【痛く無い】骨盤矯正専門のいろどり整体「佐野 達也」

 

【延べ22,500名以上】の骨盤のゆがみと不調改善をしております。

 

皆様の体の不調を改善や予防の為の情報を「詳しく・分かりやすく」ご紹介していきます。

お体で不調やご不安など気になることがございましたらお気軽にご相談下さいませ。

顎関節症について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

藤枝の整体「いろどり整体」痛くない整体で地域ナンバー1