主訴【四十肩・五十肩】
- 右五十肩
- 腕を上げる、前の前の物を取る動作痛
- 背中に手を回す・就寝時に痛みあり
- 2年前に発症
- 1年前から病院・痛み止め・リハビリに半年間通う
- 右腕挙上120度で痛み発生
病院での治療、処置
四十肩の診断
1年前から注射・痛み止め・リハビリを半年間通う
施術の流れ
1回目・11/1
検査術前・右腕挙上120度で痛みあり。右肩、腕、肋骨、背骨、骨盤・背骨のゆがみ
施術・骨盤、頸部の調整(ゆがみの問題)、全身の筋肉の調整(血行の問題)
検査術後・腕の硬さの改善、右肩の硬さは残るが施術前検査より動きがつく
右腕挙上120度→140度で痛み発生・可動域改善
2回目・11/7
主訴・右四十肩・動作痛、腕の挙上、後方、寝返り時の痛み
検査術前・肩の挙上・右肩外方120度、前方挙上110度で痛み可動域制限あり
施術・骨盤の調整(ゆがみの問題)、全身の筋肉の調整(血行の問題)、四肢、肩、腕、胸筋の生理的問題の調整
検査術後・肩の挙上・右肩外方120度→140度、前方挙上110度→130度まで改善
四十肩・五十肩では腕を横から上げると痛むが前から腕を上げるとそこまで痛みが出ない場合が多い。
今回の方の四十肩は前から上げた方が痛みが出るタイプである。
上記のタイプは肩部の構造問題のゆがみとその他の構造問題のゆがみで四十肩を作っている可能性が高い。
3回目・11/14
今回まで改善点・四十肩の就寝時の痛みは軽減傾向。
主訴・右四十肩の痛み・前の物を取る動作で痛む。
検査術前・肩の挙上・右肩外方160度、前方挙上140度痛み可動域制限あり。右肩、背骨、肋間筋の構造問題。
施術・右肩、背骨、肋間筋の構造的問題の調整
検査術後・右肩、背骨、肋間筋の構造的問題の改善。
右肩外方160度→170度、前方挙上140度→160度まで改善。
前方挙上の問題は肋間筋のゆがみが整うことで改善してきた。
4回目・11/20・5回目・11/27
今回まで改善点・四十肩の痛み、動作時の痛みは初回より軽減傾向
主訴・右四十肩の痛み。前の物を取る動作時に痛み発生。
検査術前・右肩外方160度、前方挙上150度痛み可動域制限あり。 下部胸椎、肋骨の構造問題。
施術・下部胸椎、肋骨の構造的問題の調整。 肩周辺の調整
検査術後・下部胸椎、肋骨の構造的問題の改善。
右肩外方160度→180度、前方挙上150度→170度まで改善。
右肩外方は痛みなく耳まで上がる。
前方挙上は170度で肩周辺の硬さが出る。
肩の痛みはあるが耳まで上がるようになる。
外方挙上の動きは改善してきたので肩部の構造問題のゆがみの改善がみられる。前方挙上の痛みは肩関節の問題以外の場合が多い。
今回調整した肋骨の構造問題のゆがみが整うことで前方挙上の改善を目指す。
6回目・12/4・7回目・12/11・8回目12/18
今回までの改善点・肩の痛みは軽減。目の前の物を取る時の痛み軽減。固さが残る程度まで改善。
主訴・肩の動作時に違和感あり
外方挙上は痛みなく上まで腕がある状態まで改善。
脊柱の構造問題のゆがみの調整。
右肩の外方挙上時に違和感なく肩が動く。
9回目・12/28
今回までの改善点・目の前の物を取る時の痛み改善。
主訴・肩の動作時に違和感あり。
日常生活での痛みはない状態。
前方挙上180度・痛みなく上まで腕がある状態まで改善。
右肩周辺の生理的問題・脊柱の構造問題のゆがみの調整。
10回目・1/10・11回目・2/8
9回の施術前の段階で右四十肩の不調改善が見られたので10・11回目は1か月開けて肩の状態を経過観測。
今回の改善点・四十肩の痛みの再発なし。動作時に少し違和感が残る程度。
術前検査・肩、首、肋骨、背骨、腕の動き陰性〇
再発防止のために骨盤、頸部の調整(ゆがみの問題)、全身の筋肉の調整(血行の問題)を施し全身のゆがみを調整。
まとめ
こちらの方の四十肩の症状は「2年前から発症・キッチンで前の物を取る時・背中に手を回すときに痛む状態」でした。
初回時に検査をしていくと右腕挙上120度で痛みあり。右肩、腕、肋骨、背骨、骨盤の硬さがみられました。
まずは右腕挙上120度で痛みあり。右肩、腕、肋骨、背骨、骨盤のゆがみを原因となる部分を見つけるために骨盤調整でゆがみを改善し、筋肉調整で血行を改善していきました。(生理的な問題を目的として施術)
上記生理的の問題の施術を行っても右肩、腕のゆがみが改善されないためゆがみの部分に構造的な問題があります。
右腕挙上120度→140度で痛み発生・可動域改善
2回目の施術では四十肩の痛みの程度は同じ。
肩の挙上・右肩外方120度、前方挙上110度で痛み可動域制限あり
肩の挙上・右肩外方120度→140度、前方挙上110度→130度まで改善
今回の方の四十肩は前から上げた方が痛みの出るタイプである。
上記のタイプは肩部の構造問題のゆがみとその他の構造問題のゆがみで四十肩を作っている可能性が高い。
3回目の施術では四十肩の痛みは軽減傾向。
肩の挙上・右肩外方160度、前方挙上140度痛み可動域制限あり。右肩、背骨、肋間筋の構造問題。
右肩外方160度→170度、前方挙上140度→160度まで改善。
肩の可動域が改善されると痛みの軽減につながる。
そのため全身のゆがみを調整することで肩への負担が軽減し痛みの改善が見込まれる
4・5回目の施術では四十肩の痛み、動作時の痛みは初回より軽減傾向
右肩外方160度、前方挙上150度痛み可動域制限あり。 下部胸椎、肋骨の構造問題。
右肩外方160度→180度、前方挙上150度→170度まで改善。
外方挙上では肩の痛みはあるが耳まで上がるようになる。
前方挙上の固さが残るが今回調整した肋骨のゆがみが整うことで肩の可動域の改善を目指す。
6・7回目の施術では肩の痛みは軽減。目の前の物を取る時の痛み軽減。固さが残る程度まで改善。
外方挙上は痛みなく上まで腕がある状態まで改善。
前方挙上の痛みは軽減、180度近辺で硬さが出る。
前回の施術で肋骨の調整をした結果が表れてきた。
肋骨周辺の細かな構造問題のゆがみがあるのでそのゆがみを調整することで四十肩の痛みの改善を目指す。
9回目の施術では目の前の物を取る時の痛み改善。
前方挙上180度・痛みなく上まで腕がある状態まで改善。
10回目の施術では骨盤調整のゆがみを改善し、筋肉調整で血行を改善して全身のゆがみのいい癖をつけることで1か月以上たっても症状が再発しない状態まで改善。
その後はメンテナンスで月一回の施術でゆがみを調整し痛みの再発と健康維持を行っている。
前方挙上で痛みが出る場合は肩以外のゆがみの問題が多い。
この場合は肩だけを施術してもいい効果は見込めず痛みが残りやすい。肩だけでなく全身のゆがみを整えることで肩以外の原因となるゆがみが整い四十肩の痛みも改善される。
今回の方の四十肩・五十肩の原因は【日々の疲労→肋骨のゆがみ→肩のゆがみ→肩周辺の組織の損傷→四十肩・五十肩の症状】
上記のような流れで体のゆがみから四十肩・五十肩の痛みを発生させていたと考えられます。
著者プロフィール
藤枝市で【痛く無い】骨盤矯正専門のいろどり整体「佐野 達也」
【延べ22,500名以上】の骨盤のゆがみと不調改善をしております。
皆様の体の不調を改善や予防の為の情報を「詳しく・分かりやすく」ご紹介していきます。
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